<ベンチャー企業経営>
国立大学法人、私立大学、独立行政法人等において様々な科学技術に接してきた経験を活かして、また、数多くのベンチャー企業へのコンサルティングの経験を活かして、複数のベンチャー企業の取締役及び監査役を経験してきております。そして、そのうちIT関連で1社、バイオ関連で3社、役員として上場を経験し、また、顧問先及び投資先の企業の上場も数多く経験してきております。
このような経験を活かし、株式会社ファンペップにおいては、2020年1月まで代表取締役社長として、ベンチャー経営に携わっておりました。また、2021年8月からは、C4U株式会社にて代表取締役社長を務めております。
<知的財産権>
知的財産権と技術に関する法律問題、特にバイオテクノロジー分野及びIT分野を得意としています。
バイオテクノロジーに関しては、1993年の渡米以降研究を重ねていましたが、2001年には慶応大学大学院(医学研究科)博士課程に入学、2005年には同課程を修了し(単位取得退学)、さらに実務を通じてバイオテクノロジーの技術の研鑚を重ねています。このような経験と弁護士としての法律知識を併せ活用し、バイオテクノロジーの保護及び育成に努力しています。
<技術移転・産学官連携>
一方、科学技術に関係する様々な契約、技術移転契約の作成・相談についても、広い経験と知識を有しております。これらの契約には、ライセンス契約、共同研究契約等がありますが、特に産学官連携関係の特殊な契約について深い経験を有しています。これは、TLO法制定に関する委員会以降、様々な政府関係委員会に参加し、政策形成を含めて能動的に産学官連携に関与してきていることによって醸成された知見です。
また、日本国内にとどまらず、米国ワシントン大学において法学修士の学位を取得し、また、米国シアトルにある法律特許事務所における実務経験も有しており、英語を言語とする交渉も得意としております。
<企業法務>
また、企業法務も重要な分野です。特にジョイント・ベンチャー、ベンチャー企業の法務戦略、その他通常企業において生起する様々な法律問題にも精通しております。
<コンプライアンス・利益相反>
利益相反(Conflict of Interest)については、1990年代半ばから日本への導入に尽力し、文部科学省、厚生労働省の委員会に参画し、ガイドラインやポリシーの作成に携わってきました。そして、数多くの大学、研究機関、日本医学会等のCOI委員会の委員となり、創成期からその確立と導入に尽力しております。
また、企業における利益相反問題についても、幅広くコンサルティングを提供し、倫理委員会、IRB、コンプライアンスなどについても、様々な知見を有しております。
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